片付け

少しやる気がでて、2億年ぶりにほんの少し部屋の片づけができた。30cm四方の一角を整頓できた程度で全体の数%に過ぎないが、ちょっとでも手を付けられたのはよいことだ。

本日片付けた箇所で発掘された郵便物や食品から、1年前の地層、2019年の地層、2017年の地層、2016年の地層が折り重なっていたものと推測される。未開封のいただき物のクッキーが出てきて本当に本当に申し訳なく思いながら個包装のプラと中身を分別してゴミ袋へ落とした。でも1年前のチョコ(これはいただき物ではなく自分で買ったまま忘れていたやつ)はもしかしたらいけるのでは?と思い捨てずに確保した。様子を見ながら、食べられそうなら食べたいと思う。ともかく、おいしく食べてもらえるはずだった食品を捨てるのは本当に最低な行為だ。できる限り次がないように気をつけてほしい、私よ。

片付けが苦手、というか家事全般が苦手で、やらなくても死なないこと(文字通り、および社会的に)をやることへのハードルをとても高く感じる。死なないので食器洗いは放棄するし掃除はしないし洗濯は着るものが尽きる前にどうにか次に着る分を洗っている。このような有様でもそこそこ生きていけるのは、住まいが北の大地だからということが大きいと思う。出身地で同じことをすればカビだの虫だのネズミだのが湧いて早々に終わってしまうくらいの生活をしているという自信があるが、ここではそういう事態にはならずに過ごせている。北の大地はダメ人間でも生きていけるやさしい場所なのだ。ここで暮らせることに感謝をしている。